著者
片岡 樹
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2017, 2017

愛媛県菊間町の秋例祭に登場する牛鬼は、当初は妖怪として想像されたが、のちに疫病よけの御利益を期待され、今日に至っているものである。牛鬼は神輿とは異なり正式には神としての扱いを受けないが、にもかかわらずいくつかの場面では神の類似行為を遂行する。なかば祀られた存在であり、神に限りなく近づいてはいるがなおかつ神にはなれていない存在としての牛鬼から、神とは、宗教とは何かについて考えたい。

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片岡樹「神様未満?:東予の牛鬼に関する予備調査報告」『日本文化人類学会研究大会発表要旨集』2017(0)、2017年。https://t.co/JjzZTQHvaa
先日、片岡先生に会ったら、 「神様未満? 愛媛県菊間町の牛鬼から見た神と妖怪」 『文化人類学』85巻4号 2021年3月 のコピーをもらった。先生もタイから日本回帰、四国怪奇しつつあるのか。 「愛媛県菊間町の秋例祭に登場する牛鬼は、当初は妖怪として想像されたが、」 https://t.co/o5hKsBDHFk https://t.co/9hfdW5jpTh
"CiNii 論文 -  神様未満?" https://t.co/rCs1bn36tG ※本文リンクあり

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