著者
木藤 洋輔 森 邦彦 小田 謙太郎
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.98-99, 2016

本研究では,特定のメディアが提供した情報が,ブログ,SNS,掲示板等ネット上の言論が展開されるサービスを介して流通し,ネット言論を形成すると仮定し,その形成過程をモデル化した.本研究の目的はそのモデルを基に,特定メディアのネット上での影響力の監視などを定量的分析を元にすることである.手法として,従来のような言語処理的に言論の内容そのものを分析せず,特定メディアが配信した記事のTwitterのリツイート数や検索エンジンでのヒット数などを影響力の指標とした.実際に,API等を利用して解析した結果,一部のメディアに異常な偏りがあり,ネット言論の多様性が失われている可能性が示唆された.

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こんな論文どうですか? メディアの影響力に注目したネット言論形成のモデル化と定量的分析(木藤 洋輔ほか),2016 https://t.co/40QjdnmjdN 本研究では,特定のメディアが提供した情報が,ブログ,SNS,掲示板等ネット上の言論が…

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