著者
本光 英治 柳 博 神谷 利夫 平野 正浩 細野 秀雄
出版者
公益社団法人 日本セラミックス協会
雑誌
日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.386, 2005

我々の研究グループは、今日まで透明p型酸化物半導体の探索を行い、層状構造を有するオキシカルコゲナイドLaCuOCh (Ch:カルコゲン)が可視域の光に対して透明であり、さらに室温で励起子が安定に存在することを発見し、このような性質が結晶構造中に内包された層状構造がもたらす量子井戸構造に起因するものであることを見出した。LaMnOPn (Pn:プニコゲン)はLaCuOChと同じ結晶構造を有するが、この物質の結晶構造は丁度[La-O]絶縁障壁層を磁気活性な導電層である[Mn-Pn]層で挟んだトンネル磁気抵抗デバイスによく似た構造をしていることから、我々はこの物質の電気、磁気的な特性に大きな関心をもち、今回LaMnOPnに関する試料の合成と電気、磁気特性に関する報告を行う。

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こんな論文どうですか? 層状オキシプニクタイドLaMnOPn (Pn: プニコゲン) の合成と電気、磁気特性の評価(本光 英治ほか),2005 https://t.co/Gqa0UfHWCl 我々の研究グループは、今日まで透明p型酸化物半導体の探索…
層状オキシプニクタイドLaMnOPn (Pn: プニコゲン) の合成と電気、磁気特性の評価 https://t.co/8QDOQTWTdt

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