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社会成員の多様化状況における道徳教育の在り方に関する検討:N. ルーマンの道徳理論を手がかりに
著者
鈴木 篤
出版者
一般社団法人 日本教育学会
雑誌
教育学研究
(
ISSN:03873161
)
巻号頁・発行日
vol.86, no.2, pp.262-274, 2019
<p> 社会システムの存続のためにはコミュニケーションの継続が不可欠であり、その際に重要となるのが関係調整メカニズムとしての道徳である。「尊重/軽視」という道徳のコードは排除をもたらす可能性も持つが、排除された者同士の間での再包摂を生み出すものでもある。また、異なるプログラムを有する集団も、相手集団の行為の傾向性に関する知識を蓄積させることで、お互いの予期、すなわち双方向的な理解(「尊重」)を生み出すことも可能になる。</p>
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[Luhmann][教育さん] 鈴木 篤(2019)「社会成員の多様化状況における道徳教育の在り方に関する検討:N.ルーマンの道徳理論を手がかりに(特集 教育(学)とトランスレーション)」教育学研究 86(2), 262-274, 日本教育学会
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https://ci.nii.ac.jp/naid/130007728456
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