著者
三宅 志穂
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会年会論文集 (ISSN:21863628)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.469-470, 2019

<p>著者は学生らとともに,動物園にいる動物を題材として生物多様性保全意識の向上を目指す教材開発に取り組んできている。本研究では来園者をいかに聴衆者として取り込むかという視点で,コウノトリを題材とするコミュニケーション型展示を開発し,展示手法の改善を試みた。そして,本展示の視聴者が時系列でどのように変化するのかを調査した。その結果,プレクイズ・シーンでは開始時に比べて3 割から4 割近く増加したことから,クイズの導入が聴衆を惹きつける動機付けになったと推察された。また,本編シーンの「コウノトリの野生絶滅と野生復帰(前半)」と「リコちゃんの貢献(後半)」のお話でも,聴衆者は継続的に増加した。物語内容が来園者の興味・関心を惹きつけたと理解できた。</p>

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こんな論文どうですか? 来園者の興味・関心を集めるコミュニケーション型展示の効果的デザイン:聴衆者の時系列変化からの検討(三宅 志穂),2019 https://t.co/L7czjB6xwc <p>著者は学生らとともに,動物園にいる動物を題材とし…

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