著者
佐藤 眞一 倉本 満 小野 勇一
出版者
The Herpetological Society of Japan
雑誌
爬虫両棲類学雑誌 (ISSN:02853191)
巻号頁・発行日
vol.15, no.4, pp.119-125, 1994

九州の21地点から採集したブチサンショウウオ108個体の斑紋と体の大きさを比較した結果,地理的に隔てられた3型が区別された.九州北部に分布する北九州型は頭胴の背面に白斑をもたない.大分の中九州型と祖母山地以南の南九州型では白斑がよく発達しているが,前者は大形,後者は小形である.北九州型は中九州型に比して相対的に四肢が短く頭幅は大きい.これらの3タイプは系統的に異なり,九州の地史と関連して分化したものと考えられる.

言及状況

Wikipedia (1 pages, 2 posts, 2 contributors)

編集者: X-enon147
2020-01-13 01:53:23 の編集で削除されたか、リンク先が変更された可能性があります。
編集者: Mamolin
2013-07-30 09:04:27 の編集で削除されたか、リンク先が変更された可能性があります。

収集済み URL リスト