著者
永西 修 山崎 信 朝井 洋
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.62, no.7, pp.785-791, 2008-07

飼料学。排泄物の処理と低減。反芻動物、家禽、馬、動物園動物。畜産経営での集約化や規模拡大、生産レベルの向上に伴い、糞尿中に排泄される栄養成分が環境負荷の原因として重要視されている。糞尿中には大気、水質、土壌などの環境に負荷を与えるN、P、Kなどが含まれている。畜産経営により生じる環境負荷を軽減するためには、環境へ流入する糞尿由来の成分量を正確に把握するとともに、糞尿中に排泄される成分量に影響を与える要因を解析し、排泄量の低減法を解明する必要がある。また、バイオエタノールによる穀物市場価格の高騰が生じており、畜産経営を圧迫している。飼料栄養成分の家畜での利用性向上は、環境問題の低減ばかりではなく、飼料コスト低減の面でも大きな効果が期待できる。

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編集者: Raccoon Japanese
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