1 0 0 0 OA 飼料学(50)

著者
永西 修 山崎 信 朝井 洋
出版者
養賢堂
巻号頁・発行日
vol.62, no.7, pp.785-791, 2008 (Released:2011-01-18)
著者
朝井 洋明 落合 洋文 Elouali Sofia
出版者
FCCA(Forum: Carbohydrates Coming of Age)
雑誌
Trends in Glycoscience and Glycotechnology (ISSN:09157352)
巻号頁・発行日
vol.29, no.168, pp.J41-J46, 2017-07-25 (Released:2017-07-25)
参考文献数
22

糖タンパク質性医薬品は、バイオ医薬品の中でも構造の複雑さが際立っている。要因は、糖鎖部分の多様性と複雑さである。我々は、翻訳後修飾で人為的制御が極めて困難な糖鎖部位を高純度・大量に調製できるようになった。さらに構造均一な糖鎖を任意の位置に付加する技術も構築した。これらの技術により、発現系での糖タンパク調製では極めて困難であった構造均一な糖タンパク調製が可能となった。また、新たな任意の位置への糖鎖導入も可能であるので、修飾位置とそれぞれの位置の糖鎖構造と糖鎖本数を適切に設計することで次世代型バイオ医薬品の創生も可能となった。
著者
朝井 洋 畠山 弘 永田 雄三
出版者
Japanese Society of Equine Science
雑誌
日本中央競馬会競走馬総合研究所報告 (ISSN:03864634)
巻号頁・発行日
vol.1987, no.24, pp.6-13, 1987-12-18 (Released:2010-08-10)
参考文献数
19

わが国の主要な軽種馬生産地である日高地方の採草地土壌および1番刈牧草 (チモシー) の成分について調査した. 調査牧場数は, 日高地方の9地区から抽出した151牧場である.土壌pHは, 土質による違いは認められなかったが, 土壌中のカルシウム, カリウム, マグネシウムの各含量は土質の違いによって差が認められた. また, 牧草成分についても, 粗蛋白質, カルシウム, リン, カリウム, 銅の各含量は土質によって差が認められた. 土壌成分と牧草成分間の関係は, 土質によって異なり一定の傾向が認められなかった. 草地管理方法と牧草成分の関係については, 更新後経過年数, 客土の有無, 化学肥料の施用量, 堆肥の投入量, 刈り取り時期の違いによって牧草成分に差が認められた.今後, 栄養価の高い牧草を生産するために, 各土質に適した草地管理方法の確立が必要と考えられた.
著者
永西 修 山崎 信 朝井 洋
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.62, no.7, pp.785-791, 2008-07

飼料学。排泄物の処理と低減。反芻動物、家禽、馬、動物園動物。畜産経営での集約化や規模拡大、生産レベルの向上に伴い、糞尿中に排泄される栄養成分が環境負荷の原因として重要視されている。糞尿中には大気、水質、土壌などの環境に負荷を与えるN、P、Kなどが含まれている。畜産経営により生じる環境負荷を軽減するためには、環境へ流入する糞尿由来の成分量を正確に把握するとともに、糞尿中に排泄される成分量に影響を与える要因を解析し、排泄量の低減法を解明する必要がある。また、バイオエタノールによる穀物市場価格の高騰が生じており、畜産経営を圧迫している。飼料栄養成分の家畜での利用性向上は、環境問題の低減ばかりではなく、飼料コスト低減の面でも大きな効果が期待できる。