著者
吉武 道子 ネムシャク スラボミール スカラ トーマス ツッド ナタリア ハニス ペーター マトリン ウラジミール プリンス ケビン
出版者
公益社団法人 日本表面科学会
雑誌
表面科学学術講演会要旨集
巻号頁・発行日
vol.29, pp.190-190, 2009

金属-酸化物界面におけるバンドオフセット(金属のフェルミレベルと酸化物の価電子帯あるいは伝導帯とのエネルギー差)は、金属と酸化物の種類のみならず、その界面を終端する元素の種類に依存すると第一原理計算で予測されている。我々は、銅-アルミナ、ニッケル-アルミナ界面において、実験的に界面終端元素の種類を変えて、そのバンドオフセットを光電子分光法により計測した。その結果を第一原理計算と比較して考察する。
著者
吉武 道子 ソン ウェイジェ リブラ イリ マシェック カレル スターラ フランシェスカ マトリン ウラジミール プリンス ケビン
出版者
公益社団法人 日本表面科学会
雑誌
表面科学学術講演会要旨集
巻号頁・発行日
vol.28, pp.75-75, 2008

電極材料と半導体・絶縁体材料との間のバンドオフセットがデバイスの機能を左右する重要なファクターとして注目を集めている。我々は、超高真空中で酸素を導入して偏析アルミ原子と反応させ、単結晶銅アルミ合金/アルミナ膜界面を形成し、そのバンドアライメントをXPSを用いて評価した。酸素導入温度を変えることで、アルミナの結晶性を変化させ、界面の違いとバンドアライメントの違いを議論する。