著者
松田 雅子 中島 恵子 西村 美保 ルール ミシェル
出版者
岡山県立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

カナダ文学の旗手であるマーガレット・アトウッドの作品世界を、長編小説、短編小説、詩、カナダの文学思潮の4つの側面から解明した。研究代表者は長編小説を担当し、分担者の中島恵子は短編小説を中心に研究を進め、それぞれ、博士論文をまとめた。研究分担者の西村美保は、アトウッド文学におけるイギリスの影響、とくにヴィクトリアニズムの展開についてまとめた。研究分担者の、ミシェル・ルールはアトウッドの詩および子ども向けの本の関係について考察した。3冊の書籍、3冊の翻訳書、7編の論文を出版し、学会発表を8回行った。