著者
三浦 賢 菅原 真司 三木 哲也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.56, pp.19-24, 2003-05-09

近年、インターネットの普及などにより、ネットワークを通じた、より高度なサービスが求められている。そのアプリケーションの一つとして、ネットワークゲームのような3次元仮想空間を共有するシステムの開発が盛んに行われているが、現在のシステムでは、大規模なサーバ群に対する設備投資、維持費などが提供者側のスケーラビリティを制限している。本稿では、peer-to-peerモデルを適用するためのアルゴリズムを提案し、それらの負荷特性を従来のclient-serverモデル仮想空間分割方式と比較し、有効性を検討した。その結果、グループ親分担型は各ユーザに負荷を公平に分散していることが分かった。
著者
山岡 綾史 三木 哲也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1999, no.2, 1999-03-08

波長多重(WDM)光伝送システムにおいて, 伝送特性を制限する要因となる四光波混合(FWM)の影響を抑制することを目的にコヒーレント光伝送の効用を検討する。現在使われているWDM伝送システムは強度変調-直接検波(IM-DD)方式によるものである。本研究では, IM-DD方式よりも受信感度の優れているコヒーレント方式を用いてFWM干渉の軽減効果をシミュレーションにより明らかにした。