著者
桑原 連 佐伯 有常 中島 真一
出版者
日本海水学会
雑誌
日本海水学会誌 (ISSN:03694550)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.135-149, 1992 (Released:2013-02-19)
参考文献数
24

飼育水量を節約した循環濾過式飼育法を採用している各地の水族館について, 水質, 水槽および濾過槽の規模, 飼育状況を調査し, それらのデータに表された魚類の代謝に基づく硝酸態窒素の蓄積, 窒素とリンの比などに関して天然海水と比較して論じた.次いで, 魚類の分泌排泄するアンモニアを硝化する微生物の浄化能力を支配する濾材量に関して, 佐伯のbalanced aquarium理論および濾材と浄化能に関する実験結果を基に, 検討, 整理した.これらの結果から, 循環濾過式飼育法における魚類飼育量に対する濾材必要量, 硝酸態窒素の蓄積を防ぐのに必要な補給水量, 魚類の酸素消費量に見合った酸素補給量などの算定法を考案し, 循環濾過式飼育水槽の設計・計算法を示した.
著者
岡村 真貴子 中島 真一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.38, pp.1784-1785, 1989-03-15

流体の流れ解析を行う手段には.大きく分けて差分法と有限要素法がある。このうち差分法は,計算時間が短い,使用メモリが少ない,収束性の良い手法が開発されているなどの理由から.広く利用されている。しかし,十分な図形出力機能を備えているものが少なく,ポスト処理の充実が望まれている。一方,有限要素法は,従来より構造解析の分野で活用されてきたことから,高度な図形処理機能が整備されているソフトが多く,また汎用のポスト・プロセッサも,いろいろなものが用意されている。このことから,有限要素法系ソフトの豊富なポスト処理機能が利用できるよう,差分法のモデルと解析結果を有限要素法のデータ構造に変換し,汎用性のあるデータとして出力する,差分法のポスト処理プログラムを開発したので,以下に報告する。