著者
中松 和己 渡辺 尚 峰野 博史
出版者
兵庫県立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

ミニトマト、ホウレン草などの水耕栽培ビニルハウスに、温度、湿度、照度、電気伝導率(肥料濃度の目安)などを測定したデータを収集可能なワイアレスセンサーネットワークを導入した。また、得られたデータをインターネット経由でパソコンに送り、農作物への水分補給の量を自動制御するシステムを提案した。これらの成果は国際会議などで論文発表した。更に、農作業者の実際に行われた水分補給の記録と提案した水分補給自動制御システムによる水分補給の違いを分析し人の経験知識を融合した水分補給システムを構築しようとしたが、記録量が少なく有意な違いが見つけられず今後の課題として残った。