著者
井口 史匡 北原 大道 カセムチャイ チャイプラソポン 川田 達也 湯上 浩雄
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
年次大会
巻号頁・発行日
vol.2013, pp._J061021-1-_J061021-4, 2013

Creep properties of Ni-YSZ cermet, which were for the anode of solid oxide fuel cells (SOFCs), were studied to evaluate the influence of the volume ratio of Ni in the cermet to creep properties. Specimens with three Ni volume ratios were prepared, and creep test was performed by 4 points bending configuration. The obtained creep curves showed clear tendencies in transition creep and steady-state creep regions. As Ni increased, both steady-state strain rate and the strain of transition creep increased. These results suggested that Ni in the microstructure of Ni-YSZ cermet played a certain role to determine the creep properties. However, comparison with the creep properties in Ni metal, both properties were significantly low. Hence, it was also suggested the importance of YSZ framework to creep properties.
著者
湯上 浩雄 金森 義明 井口 史匡
出版者
東北大学
雑誌
萌芽研究
巻号頁・発行日
2004

本研究では,高温物体の表面に波長と同程度の周期構造(回折格子)を形成することにより、熱放射スペクトルの制御を行い、熱光発電システムや化学反応プロセス等の高効率な熱利用システムを構築することを目的としている。昨年度の研究において、Maxwell方程式の厳密解を求めるシミュレーションコードにより、各システムに最適な微細構造の決定を行うとともに、可視領域の輻射スペクトルを選択的に放射する表面ナノ構造体を高融点金属に作製するためのプロセス研究を行ってきた。この成果にもとずき、本年度は以下の研究を行った。1.昨年度までに整備したフーリエ赤外分光器を中心とした熱放射スペクトルの絶対値を測定する装置により,単結晶および多結晶タングステン試料表面に製作した表面回折格子からの熱放射を測定し、キャビティ深さと熱放射スペクトルについて系統的に調べた。その結果、キャビティ深さが浅い場合は、表面プラズモンポラリトン共鳴による放射が観測されるが、キャビティ深さの増大とともに、孤立したキャビティ内部の電磁波モードからの放射が支配的となることが分かった。2.光学定数が複雑な分散関係を示す材料に適応可能なFDTDプログラムコードを開発して,構造との共鳴効果による熱放射スペクトルへの影響を定量的に解析すると共に、実験結果との比較を行った。その結果、開発したFDTDコードにより、熱放射スペクトルが再現でき、実験と定量的な比較が出来る事が分かった。3.これまでの研究成果の取りまとめを行と共に、今後の研究の方向性や更に研究すべき課題について検討した。