著者
山下 澄枝 川喜田 佑介 鈴木 悦子 今田 美幸 神山 和人 市川 晴久
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. AI, 人工知能と知識処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.301, pp.7-11, 2010-11-12
参考文献数
9

Twitterは経営者や政治家も多く利用しており,趣味や挨拶,新製品の発表や政策への意見など公私様々なツイートを投稿している.しかし,大量のツイートにより利用者にとって有益なツイートが埋もれてしまうことがある.そのため,Twitterの情報収集ツールとしての利用には,有益なツイートのみを取得する機能が必要となる.本研究では,ツイートの参照数と単語の出現頻度から,対象とするツイートの有益度を推定する手法を提案する.
著者
風間 一洋 今田 美幸 柏木 啓一郎
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.24, 2010

本稿では,Twitterのリンク,リプライ,RTを利用して,明示的な情報の伝播が行われた経路をネットワーク構造として抽出し,全体のネットワーク構造や情報の伝播が盛んな部分ネットワークについて,その特徴や性質を分析する.
著者
山口 啓 吉田 学 今田 美幸 金 順暎 松尾 真人 上原 秀幸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.38, pp.129-134, 2013-05-16

我々は,対人関係におけるコミュニケーション支援に向けて,対人感情や対人認知からなる心理因子(つながり感と呼ぶ)の定量化を目指している.これまで,つながり感の変化に着目したWebアンケートを実施し,ユーザの属性で分類したセグメント毎につながり感予測式(線形重回帰式)を作成してきた.本稿では,Webアンケートデータから作成したつながり感予測式の妥当性を検証するために,遠隔会議システムを使った被験者実験を実施し,被験者のつながり感の予測を行った.検証の結果,5種類のつながり感因子のうちの3種類に対し,つながり感予測式を概ねそのまま活用できる見込みを得たので報告する.