- 著者
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佐藤 和哉
平井 重行
丸山 一貴
寺田 実
- 出版者
- 情報処理学会
- 雑誌
- 研究報告 音楽情報科学(MUS) (ISSN:21862583)
- 巻号頁・発行日
- vol.2011, no.14, pp.1-6, 2011-02-04
- 被引用文献数
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プログラム動作を理解させるための,実行時における関数呼び出しの構造を音楽的な表現手法を導入して可聴化するシステムを提案する.ここでは,音楽のリズム表現を導入することで,可聴化した結果がエンタテインメントとして楽しみながら,かつプログラム動作の理解を支援できるようにすることを目指している.今回は,関数呼び出し構造に対し,異なる観点でリズムパターンの適用ができるようにし,その効果や利点を確認できるようにした.We propose a program sonification system focused on the nesting structure of function calls at the runtime. In this paper, we apply several sonification methods to various programs, and compare their results. We use musical expression, especially rhythm patterns for the sonification. This enables the user to enjoy listening to the sound as an entertainment in addition to understanding the processing flow of the program.