著者
阿部 渉 三須 直志 吉岡 俊朗 宮崎 俊行
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.811-812, 2010

釉薬は焼き物の表面をコーティングする材料であり,焼き物の耐水性の向上などの機能面だけでなく,見た目の美しさにも大きな役割を果たしている.施釉は炉内で長い時間をかけ,加熱・冷却を行う.急熱・急冷で行うと釉薬に割れ,剥離,あばた(小さな穴)が生じる原因となるためである.本研究では,レーザを熱源とし3種類の釉薬で焼成を試み,各釉薬のレーザ照射条件と発色状況の比較をした。