著者
大八木 博貴 木下 和昭 眞田 祐太朗 阿部 渉 石田 一成 柴沼 均
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.145-149, 2021 (Released:2021-04-20)
参考文献数
25

〔目的〕本研究は人工膝関節全置換術(TKA)後の膝関節屈曲可動域(膝屈曲ROM)低下に及ぼす膝蓋骨アライメントの特徴を検討した.〔対象と方法〕対象は変形性膝関節症に対してTKAを施行された28膝とした.測定項目は年齢,Body Mass Index,膝屈曲ROM,膝蓋骨アライメント(外方傾斜角,外方偏位)とした.術後の膝屈曲ROMが術前値未満の群(ROM低下群)と術前値以上の群(ROM改善群)に分け,各測定項目を群間で比較した.〔結果〕ROM低下群はROM改善群に比べて術前後の膝蓋骨外方偏位と術後の膝蓋骨外方傾斜角が有意に高値であった.〔結語〕術後の膝屈曲ROMは,術前後の膝蓋骨外方偏位が大きく,術後に膝蓋骨外方傾斜角が増大するほど低値になる傾向が示唆された.
著者
阿部 渉 三須 直志 吉岡 俊朗 宮崎 俊行
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.811-812, 2010

釉薬は焼き物の表面をコーティングする材料であり,焼き物の耐水性の向上などの機能面だけでなく,見た目の美しさにも大きな役割を果たしている.施釉は炉内で長い時間をかけ,加熱・冷却を行う.急熱・急冷で行うと釉薬に割れ,剥離,あばた(小さな穴)が生じる原因となるためである.本研究では,レーザを熱源とし3種類の釉薬で焼成を試み,各釉薬のレーザ照射条件と発色状況の比較をした。
著者
阿部 渉 武田 正倫
出版者
国立科学博物館
雑誌
国立科学博物館専報 (ISSN:00824755)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.165-177, 2000