著者
大渕 正博 藤井 中 鈴木 理恵 吉澤 睦博 近藤 正芳 尾崎 文宣 森 保宏
出版者
一般社団法人 日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.29, no.73, pp.1215-1220, 2023-10-20 (Released:2023-10-20)
参考文献数
14

The authors conducted a questionnaire survey for the purpose of analyzing how severe the disasters are assumed in BCP and which measures are being taken. We have analyzed priority of risk countermeasures and content of countermeasures. In this paper, ratio of cumulative number of respondents to the questionnaire to the total number of respondents is regarded as subjective probabilities of restoration periods or frequencies of assumed disasters. In this way, we regard the recovery performance of facilities or the frequency of assumed disasters as a subjective probability that quantitatively evaluates how people think, and propose them as assumed curves.
著者
吉澤 睦博 鬼丸 貞友 畑中 宗憲 内田 明彦 中澤 明夫 難波 伸介
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
地震工学研究発表会講演論文集
巻号頁・発行日
no.24, pp.1149-1152, 1997

1995年1月17日の兵庫県南部地震で被災した人工島に立地するLPGタンク群の1つのタンクについて、二次元有効応力解析法により、タンク基礎および周辺地盤の変状について検討した。また、今後の耐震設計の資料を得る目的で、液状化対策としての締固めによる地盤改良の効果を検討するため、タンク外周の改良幅と改良深さをパラメーターとする解析も実施した。その結果、地盤改良による過剰間隙水圧の抑制や沈下の低減の効果を確認し、かっ、さらに有効に沈下を抑制するためには、タンク外周の改良幅を増やすよりも埋立層の改良深度を増やす方が有効であることがわかった。
著者
臼田 光一 吉澤 睦博
出版者
公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
オペレーションズ・リサーチ : 経営の科学 (ISSN:00303674)
巻号頁・発行日
vol.54, no.11, pp.664-667, 2009-11-01

平成21年8月11日駿河湾の地震で,静岡県内の東名高速道路が被災を受け,交通車両が迂回を余儀なくされ渋滞による物流の遅延が発生していたことは記憶に新しい.本システムは従来技術である地震発生による建物(製造拠点・物流拠点)の被害予測に加えて,周辺のライフライン(道路等)の被害予測を行い,地震発生時の製造から物流にいたるSC(サプライチェーン)に対するBCP(事業継続計画)策定を支援するシステムとして開発をした.