著者
千葉 よう子 吉田 清一郎
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.54, pp.271, 2002

メリヤス編みで用いられる色糸を変えながら編む、編み込み模様編みについて、合糸した極細糸を用い、棒針号数を変化させて編む手法により試作し検討を行った。手編みの技法には、糸の棒針への供給方法の異なるフランス式とアメリカ式があるので、編み込み模様を製編する場合、両者間に違いが認められるかをも併せて検討した。棒針14号から6号までの号数とし、各々の編みゲージを試作し、それを基にして婦人用カーディガンを製編した。その結果、棒針に糸を掛ける方法に違いのあるフランス式とアメリカ式の技法を比較すると、棒針先端と指との間隔が短いアメリカ式に編み糸のたるみが少なく、より均一な編み地の糸渡しが行われるため、配色糸や地糸のより安定した編目を形成することなどが認められた。
著者
酒井 洋 鈴木 文直 吉井 章 米田 修一 野口 行雄 吉田 清一
出版者
日本肺癌学会
雑誌
肺癌 (ISSN:03869628)
巻号頁・発行日
vol.30, no.6, pp.941-945, 1990-10-20

16歳女性.健診の胸部X線写真で右後縦隔に5×4cm大, 第10胸椎の破壊を伴った球形の腫瘤陰影を指摘され, エコー下生検で骨巨細胞腫と診断, 手術にて全摘, 胸椎掻爬, 腓骨移植が行われた1例である.胸椎より発生したものとしては本邦11例目であり, 縦隔腫瘍像を塁した胸椎巨細胞腫としては本邦で2例目である.