著者
徳田 良仁 植木 昭和 吉田 篤夫
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.14, no.5, pp.349-354, 1978-05-01 (Released:2018-08-26)

生薬の時間に, 幻覚剤の講義を受けた時, 誰れでも七色の虹ってどんなのかなァと, 一寸あこがれにも似た異味をおぼえた答だ.メズカリン, カワカワ, ハッシシ等々, その後薬理の中枢のところでLSD, ヒロポン, ヘロイン等が増え, 中枢に効力のある薬物はいたずらに用いるまいと思った人も多いと思う.最近, マリファナが世情を騒がせている, 専門家に集っていただいて, 御話を聞いたら面白いことばかり.紙面の都合上涙をのんで, 切り捨てた部分が多かったことをつけ加えておきたい.
著者
吉田 篤夫
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
衛生化学 (ISSN:0013273X)
巻号頁・発行日
vol.38, no.2, pp.110-120, 1992-04-30

The mechanism for the international regulatory control of drugs of abuse under the Single Convention on Narcotic Drugs and the Convention on Psychotropic Substances is outlined. A historical overview of the substances which have been added to the list of controlled drugs is presented, focusing on the review of dependence-producing substances by the World Health Organization (WHO) for international control decisions.