著者
四方 圭一郎
出版者
飯田市美術博物館
雑誌
伊那谷自然史論集 (ISSN:13453483)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.53-57, 2012 (Released:2019-06-05)

長野県南信農業試験場に保管されていた昆虫標本が,試験場の建物の取り壊しにともない飯田市美術博物館へ寄贈された.これら標本類の中から,コガタノゲンゴロウ,カワラハンミョウ,タガメなどの15種の興味深い種を見出した.これらは昭和7年〜30年頃に収集されたもので,中にはデータラベルが付いていないものもあるが伊那谷南部域で採集された可能性が高く,この地域の過去の自然環境を推察することができる重要な種が含まれていた.
著者
四方 圭一郎
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
vol.2016, no.248, pp.2-17, 2016-04-15 (Released:2017-06-05)
参考文献数
8
著者
四方 圭一郎
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
vol.2011, no.228, pp.8-14, 2011-04-30 (Released:2017-08-19)
参考文献数
1
著者
北野 聡 四方 圭一郎
出版者
長野県環境保全研究所
雑誌
長野県環境保全研究所研究報告 (ISSN:1880179X)
巻号頁・発行日
no.5, pp.113-115, 2009

アカイシサンショウウオは2004年に新種記載された日本産小型サンショウウオで、本州中部の静岡県と長野県にのみ分布することが知られている。本種は一見、ヒダサンショウウオに類似しており、新種として認められる以前はヒダサンショウウオの無斑型個体として扱われていた。しかし、アカイシサンショウウオの全長は150mm以下とヒダサンショウウオより小型で、背面は紫褐色で黄色斑点を持たない。また鋤骨歯列についてはヒダサンショウウオが深いU字型であるのに対してアカイシサンショウウオは深いV字型である等、明瞭な特徴を有しており、遺伝的にも両種は明瞭に区分される。既知の主要分布地は赤石山脈南部の標高500-1000m程度の森林地帯で、静岡県では大井川流域、長野県では天竜川水系遠山川流域が知られるが、本種の分布や生態については未だ情報が少ないのが現状である。一方、本種は分布域が局限されることから種の存続は危機的な状況にあると考えられており、環境省レッドリストでは絶滅危惧IB類、長野県レッドデータブックで絶滅危惧IA類、静岡県レッドデータブックでは絶滅危惧IB類とされる。そこで、本研究では長野県内におけるアカイシサンショウウオの分布及び生息状況の把握を目的として調査をおこなった。