著者
中尾 佳行 地村 彰之 佐藤 健一 大野 英志
出版者
福山大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2020-04-01

話法の研究は、近代の小説が中心的に行われ、その発達過程の調査は少ない。中世の韻文は殆ど扱われず、特に意味論では、Fludernik (1993, 1996)やMoore (2015)により部分的な検証がある程度で、チョーサーでの体系立てた調査は殆どなされていない。話法の設定の切り替えは、多くの場合その言語の意味を変容させ、話法は本質的に意味論の問題である。本研究では、話法を意味付けるタグを精緻化し、そのタグを多様な社会層の巡礼者が話をし、話法の多様性が見られる『カンタベリー物語』、これまでの研究で作成した電子化された4テクスト、Hg, El写本及び刊本に付加し、話法の意味論コーパスを構築する。
著者
地村 彰之
出版者
広島大学
巻号頁・発行日
2002

博士論文
著者
堀 正広 田畑 智司 今林 修 地村 彰之 島 美由紀
出版者
熊本学園大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

山本忠雄著Growth and System of the Language of Dickens(1950)に基づいた多機能搭載型電子版The Dickens LexiconはDickens Lexicon Onlineとして近い将来一般公開する基盤が構築された。