著者
坂上 康博
出版者
一橋大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

本研究によって、(1)武徳会役員のパージは、その方法や結果等から、従来イメージされているよりも合理性をもつものであった考えられること、(2)その戦後への影響も、組織面では大きくはなく、戦中との人的な連続性が強いこと、他方、(3)学校武道については、戦中との断絶が人的にも理念面でも強く、理念的な影響は武道組織にも及んだことが明らかになった。