著者
坂本 寛和 中村 優太 野村 駿 濱中 真太郎 山口 実靖 小林 亜樹
雑誌
研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN)
巻号頁・発行日
vol.2015, no.10, pp.1-8, 2015-01-19

Android 搭載端末をはじめとするスマートフォンの課題の一つに,消費電力の大きさがあり,ユーザの意識調査では最大の不満点となっている.本研究では,出力 RGB 値と消費電力・照度の関係の調査結果を示す.そして,その結果に基づいた RGB 値の制御により消費電力を削減する手法を提案する.通常手法 (端末の明るさ設定) で消費電力の低減を行った場合と提案手法を用いて消費電力の低減を行った場合の消費電力を比較した結果,通常手法,提案手法ともに同程度に消費電力を減少させることが可能であることが分かった.また,通常手法と提案手法においてほぼ同等の消費電力のときにどちらの手法による表示方法が見やすいかを主観評価により調査を行った.結果,メールやブラウザなどのテキスト表示において提案手法が有効であることが分かった.
著者
浜崎淳 繁内宏治 坂本寛和
雑誌
研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC)
巻号頁・発行日
vol.2013-EC-28, no.13, pp.1-3, 2013-05-10

本校では 5 年の教育課程のうちの 4 年次前期において,「ものづくり実習」 という実習時間がある.この実習では担当教員に複数の学生が配属され,設定課題 (または自由課題) にしたがってものづくりをおこなう.本研究室では倒立振子ロボットを作製する課題を設定し,学生が主体的に 2 輪型および慣性ロータ型のロボットを作製した.2 輪型および慣性ロータ型の 2 台のロボットはともに平面上での倒立は 10 分以上可能であった.本報告では実践的にものづくりのできる専門教育課程,ロボットの制御方法および作製したロボットついて述べる.