著者
谷 誠司 内田 智子 吉田 広毅 増井 実子 中山 晃
出版者
常葉大学教育学部
雑誌
常葉大学教育学部紀要 = Tokoha University Faculty of Education research review (ISSN:2188434X)
巻号頁・発行日
no.36, pp.343-354, 2016-03-31

本稿は、済州大学校(韓国)と常葉大学(日本)との間で、2012 年10 月~ 12 月にかけて行った国際交流学習の実践報告である。済州大学の日本語クラスと常葉大学の韓国語クラスで、両校混成グループを作り、オンライン上で交流をしながらグループ課題を達成するまでのプロセスを紹介すると同時に、両校における問題点の把握から交流の結果の検証までをアクションリサーチの手順1で示した。また、学生に対して行った事前・事後のアンケート調査の分析を行うことで、今回の交流学習の意義や成果、問題点等を明らかにした。