著者
大西 芳明 上田 雅彦 小野 真治 大下 修造 木内 陽介 佐竹 弘
出版者
特定非営利活動法人 産学連携学会
雑誌
産学連携学
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.1_13-1_22, 2009

近年,医療機関で使用されている医療機器の保守管理の必要性が高まり,臨床工学技士の役割はますます重要性を増している.医療現場の社会的な信頼性を確保するため,医療機器の保守点検や修理履歴などのデータを収集・分析する必要性がある.著者らは以前から,大学病院の医療現場におけるニーズを基にして,2003年2月,産学が共同して医療機器の保守・管理支援システムを製品化した.本稿では,医療機器の保守・管理支援システム開発の製品化・事業化に至った成功要因を国の政策,産学の連携体制,医療機器メーカとの役割分担などについて解析した.医療機器メーカの技術担当者や営業担当者との人的連携体制,組織的連携および特許戦略などが大きな成功要因であった.企業経営者と研究者との製品開発に対する共通理念が商品化のベースにあることが成功要因の基盤として不可欠であることがわかった.<br>
著者
大下 修造 田中 克哉 堤 保夫
出版者
徳島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

GLP-1受容体拮抗剤を前投与することで、GLP-1および吸入麻酔薬によるプレコンディショニング心筋保護作用が棄却されることを示した。このことより、吸入麻酔薬による心筋保護作用がGLP-1を介して発現することが明らかとなった。さらに、GLP-1受容体抗体とメディエイターの抗体とを共に蛍光抗体反応させ、共焦点顕微鏡を使用しタンパクの局在を同定した。また、ミトコンドリア膨化アッセイ等を用いて、GLP-1のプレコンディショニング作用に心筋保護作用があること、また、これらの作用が各種メディエイターを介して発現していること、そして最終的にはミトコンドリア機能に影響していることが明らかとなった。