著者
浅見 昌平 大囿忠親 新谷 虎松
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告知能と複雑系(ICS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.110, pp.71-78, 2006-10-25

本稿では 閲覧者の行動から適切な情報を判断し Webページの構成を作り替えるモデルを提案し 適切な情報が可能な自律するWebページの構築を実現する. 提案モデルでは マルチエージェントの働きによってWebページのコンテンツレイアウトを動的に作り替えることが可能である. エージェントは閲覧者のニーズを分析し コンテンツとの関係から適切なWebページのコンテンツレイアウトを決定する.
著者
古賀 隆浩 伊藤正詩 大囿忠親 新谷 虎松
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告知能と複雑系(ICS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.110, pp.63-69, 2006-10-25

本論文では,双方向HTMLリンクをP2Pネットワーク上で分散管理するシステムを提案する.双方向HTMLリンクとは,Webページに含まれているハイパーリンクを元に,自動的に逆方向へのハイパーリンクが作成されるフレームワークである.双方向リンクに必要なWebページ間のリンク情報は,WebページのHTMLソースから分離し,P2Pネットワーク上の計算機に分散して配置される.リンク情報を分散することにより,ユーザやリンク情報の増加に適応可能なシステムになると考えられる.本論文では,大規模なネットワークにおける効率的な双方向リンクアクセスを実現するため,P2Pネットワークで分散ハッシュテーブルを構成し,そのエージェントを用いた拡張を試みる.