著者
矢川 元基 大島 榮次
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会誌 (ISSN:00047120)
巻号頁・発行日
vol.36, no.5, pp.370-390, 1994-05-30 (Released:2009-04-21)
参考文献数
18

原子力発電プラントは30~40年が寿命とされているが,最近の用地難あるいは経済性などの理由により20~30年の寿命延長の可能性についての議論が盛んになっている。 本「特集」では,他分野のプラントの状況分析なども含め,保守,管理,設計,材料などの観点から,原子力発電プラントの長寿命化について論じる。特に,安全性についてはPSAとの関係についても考え方を述べる。
著者
大島 榮次
出版者
安全工学会
雑誌
安全工学 (ISSN:05704480)
巻号頁・発行日
vol.37, no.5, pp.302-306, 1998-10-15 (Released:2017-04-30)

生産設備のメンテナンス活動を通じて徹底的にロスとムダを排除することによって生産性の向上を図ることを狙ったTPM活動すなわち全員参加の生産性保全活動が提唱されているが,最近の厳しい経済 環境下で多くの化学工場がそれに関心をもち,導入している. TPMの基本的な理念と具体的な推進方法について解説する.TPM’活動によって生産性向上の面で大きな成果を上げることができるばかりではなく,設備面および運転面での安全管理にも有効であるこ とが期手寺できる.