著者
大枝 真一 天野 恵理子 山西 健司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IBISML, 情報論的学習理論と機械学習 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.286, pp.123-130, 2013-11-05

試験は学習者のスキルを測る手段として用いられる.したがって,試験の各設問には解くために必要なスキルが設定されており,学習者がそのスキルを習得していなければ各設問に正答する事はできない.その設問とスキルの関係は関係行列としてQ-matrixと呼ばれ,見識者によって定義されていた.先行研究では,試験結果からNon-negative matrix factorization(NMF)を用いてQ-matrixを自動的に抽出する試みがなされている.しかしながら,それらは学習者のスキルの時間変化を考慮していなかった.教育過程による学習効果をより深く理解するためには,時間とともにどのように潜在的にスキルが習得されていくか解析することが非常に重要である.本研究ではNMFをオンライン化することにより,蓄積された試験結果からQ-matrixを抽出するとともに,時間変化する学習者の潜在スキル状態も抽出することを試みる.また,論理値で構成される行列を因子分解するBoolean matrix factorization(BMF)とNMFとの抽出結果の比較を行う.計算機実験の結果,学習初期から終期の試験結果から学習者の潜在スキルの習得過程を可視化することが可能であることがわかった.
著者
小谷 俊博 米村 恵一 大枝 真一 千葉 建
出版者
独立行政法人 国立高等専門学校機構 木更津工業高等専門学校
雑誌
木更津工業高等専門学校紀要 (ISSN:21889201)
巻号頁・発行日
vol.54, pp.23-34, 2021 (Released:2021-09-21)
参考文献数
19

This paper examines the issue of deepfake technology from technological and ethical perspectives. This technology has the potential to revise the traditional notion of replication and undermine the evidentiary capabilities of video and audio. The development of deepfakes also risks creating a threat to authentication technology. Pornographic videos using deepfake technology have also become a social problem. Therefore, this paper examines what possible countermeasures can be taken to address the risks of this new technology. Moreover, we argue that engineers who develop AI programs should consider the risks seriously.
著者
岡本 保 高橋 邦夫 大澤 寛 大枝 真一 小林 智 茂庭 雅弘 松崎 洋 吉野 広孝 原田 誠 朝倉 健二 石井 弘允
出版者
一般社団法人 照明学会
雑誌
照明学会 全国大会講演論文集 平成21年度(第42回)照明学会 全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
pp.109, 2009 (Released:2010-01-08)

我々はこれまでに、サンマ漁用の高効率な集魚灯としてLED集魚灯を提案してきた。これまでの研究でサンマの視感度に合わせたLED集魚灯の設計・試作を行い、実際に集魚試験も行ってその有効性を実証してきた。本研究は、この成果を発展転用して、小型イカ釣り漁船用LED集魚灯光源の開発の可能性を検討するための基礎研究である。試作したLEDパネルには発光色が白のLEDを6個、シアンのLEDを12個、計18個のLEDを使用して、横240 mm x 縦 150 mmの矩形パネル光源を試作した。サンマの最大視感度波長は510 nm程度であるが、イカ類は482 ~ 494 nm程度であり、この最大視感度波長を配慮するとともに、広い海域での利用も考慮して約100 nmの波長帯域を有するLEDパネルを試作した。また、船のローリングを考慮して±40 deg. 程度の放射角になるように設計した。今後、このLEDパネルを適宜組み合わせて小型イカ釣り漁船の船体構造に適合する形状のLED集魚灯システムを開発し、その実用性を検証する予定である。
著者
岡本 保 高橋 邦夫 大枝 真一 大澤 寛 小林 智 岡部 憲幸 吉屋 重和 原田 誠 朝倉 健二 石井 弘允
出版者
一般社団法人 照明学会
雑誌
照明学会誌 (ISSN:00192341)
巻号頁・発行日
vol.98, no.12, pp.622-625, 2014-12-01 (Released:2019-10-05)

In the saury fishing, incandescent lamps are usually used for a fishing light. However, there are problems of the conventional fishing lights using incandescent lamps . First, electric power consumption is large. And the incandescent lamps are very inefficient, because much infrared light is included. Furthermore, life time is short and there is a problem of a lot of heat generation. Therefore, we attempted the development of highly efficient fishing lights using LEDs for saury fishing. We designed the combination of various LEDs for a fishing light, based on the spectral luminous efficacy of a Pacific saury. We performed the saury-fishing experiments by using the LED fishing lights, and comparable catch of Pacific saury was achieved by approximately 55% electric power by using both LED poles and incandescent lamp poles. Moreover, we attempted the development of LED fishing lights for squid, and it was found that comparable catch was achieved by lower electric power than that of conventional fishing lights.