著者
糸山 浩 大田 武志 吉岡 礼治
出版者
大阪市立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

2010年度の本課題研究者達の独創的研究を継続し、2d-4d connection(AGT対応)関係でさらに成果をあげた。特にq冪根の場合のparafermion blockの出現に関する考察は著しい。丸と協力して、D termによる超対称性の力学的破れのメカニズムをHartree-Fock近似に基づき確立した。その他に、弦理論における超対称性の破れ、Colored HOMFLY polynomialで成果を挙げた。
著者
安井 幸則 橋本 義武 大田 武志 阪口 真 阪口 真
出版者
大阪市立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

近年の超弦理論の発展は高次元のEinstein方程式を解析する大きな動機づけを与えた. このような流れの中で高次元ブラックホールに存在する隠れた対称性を発見した.この結果をさらに発展させ「高次元ブラックホール解の一意性定理」を証明した. また,高次元ブラックホール解をコンパクト化することにより得られる佐々木Einstein計量を使ってゲージ・重力理論対応の検証を行った