- 著者
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大畠 明
- 出版者
- 自動制御連合講演会
- 雑誌
- 自動制御連合講演会講演論文集 第50回自動制御連合講演会
- 巻号頁・発行日
- pp.126, 2007 (Released:2008-12-11)
自動車制御システムの複雑さが急速に増してきており、合理的なリソーセスと期間で要求される品質を確保することは難しくなってきている。近年、この複雑さを克服する方法として、シミュレーション技術を効果的に用いたモデルベース開発(MBD)が注目されている。 MBDプロセスはシステム開発、制御対象ハードウェア、制御装置開発のプロセスからなり、それぞれのプロセスは、上流行程は下流行程に仕様書を発行し、下流肯定の成果物を仕様書と比較して検証することをベースとする方法を多段に重ねたVプロセスからなる。これによって、開発中に生じた不具合
を早期に発見し、直ちに直すことで、開発効率を位置汁しく低下させる大きな手戻りを無くし、不具合の生じる行程を顕在化させることで、継続的に開発プロセスを改善する。 ここでは、MBDを構成する7つの環境について紹介する、これは、JMAABより世界に発信したMBDの定義である。