著者
若林 慶彦 岡本 敏明 斉藤 浩一 工藤 寛之 三林 浩二
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第50回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.21, 2007 (Released:2008-12-11)

本研究では細胞膜での能動輸送のように、化学物質を認識しその化学エネルギーを力学エネルギーに、常温・常圧で直接変換する新規な駆動機構「有機エンジン」を生体材料と有機材料を用いて作製し、この有機エンジンを利用することで、液体成分やその濃度で駆動・制御可能な生化学式アクチュエータを開発した。
著者
大畠 明
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第50回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.126, 2007 (Released:2008-12-11)

自動車制御システムの複雑さが急速に増してきており、合理的なリソーセスと期間で要求される品質を確保することは難しくなってきている。近年、この複雑さを克服する方法として、シミュレーション技術を効果的に用いたモデルベース開発(MBD)が注目されている。 MBDプロセスはシステム開発、制御対象ハードウェア、制御装置開発のプロセスからなり、それぞれのプロセスは、上流行程は下流行程に仕様書を発行し、下流肯定の成果物を仕様書と比較して検証することをベースとする方法を多段に重ねたVプロセスからなる。これによって、開発中に生じた不具合 を早期に発見し、直ちに直すことで、開発効率を位置汁しく低下させる大きな手戻りを無くし、不具合の生じる行程を顕在化させることで、継続的に開発プロセスを改善する。 ここでは、MBDを構成する7つの環境について紹介する、これは、JMAABより世界に発信したMBDの定義である。
著者
阿部 直人
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第50回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.57, 2007 (Released:2008-12-11)

むだ時間系の制御において、基本的なPID制御(部分的モデルマッチング法)、スミス法、IMCの説明および、簡単な実験結果の紹介を行う。
著者
坂井 丈泰
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第50回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.112, 2007 (Released:2008-12-11)

従来の民間航空機の航法には地上ベースの航行援助施設が利用されてきたが、世界的には衛星航法システムの導入が進められている。我が国においてもGPSが利用可能であり、最近はさらにMSASが導入されて飛行経路の大部分について航法手段を提供することとなった。民間航空機用航法システムとしてのGPSおよびMSASについて、概要および導入の経緯、性能を述べる。
著者
加藤 誠 西村 秀和 下郷 太郎 Sergey Purtsezov Walter Pilkey Jeff Crandall
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第50回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.5, 2007 (Released:2008-12-11)

自動車前面衝突時,乗員の膝がインストルメントパネルに衝突することにより,大腿骨軸方向に大きな荷重が加わる場合がある.この論文では,大腿骨荷重の低減だけでなく,乗員の腰移動量と腰加速度の低減を図ることを目的として,アクティブニーボルスターに用いる乗員の膝とニーボルスターとの接触力目標値の最適設計を行う.
著者
河村 優 中野 恵太 平松 綾子 中庭 明子 能勢 和夫
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第50回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.146, 2007 (Released:2008-12-11)

本研究では、オンラインショッピングにおける消費者行動分析を目的とする。オンラインショッピングの中で、最も普及している音楽配信サービスを取り上げ、既存の実店舗での消費者行動モデルを参考に、音楽配信サービスにおける消費者行動モデルを考案し、大学生および高校生を対象としたアンケートにより検証した。
著者
任 之家 堀田 良和 鈴木 智 野波 健蔵 安田 憲太 平林 大輔 古屋 光啓
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第50回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.92, 2007 (Released:2008-12-11)

QTWは科学観測等での利用を目的として開発中の無人航空機で、プロペラ付翼のティルト角を変更することにより、ヘリコプタモードからエアプレンモードへと連続的に飛行することが可能である。ヘリコプタモードの姿勢ダイナミクスをシステム同定手法により分析し、LQIコントローラを設計した。また、任意のティルト角でのマニュアル飛行を可能にする装置(PFCS)と自律制御器を組み合わせ、オペレータ支援用自律制御システムを設計し、有効性を検討した。