著者
奥田 晴樹
出版者
金沢大学地域連携推進センター
雑誌
金沢大学サテライトプラザミニ講演記録
巻号頁・発行日
vol.9, no.6, 2008-10-04

幕末政治が抱える「内憂外患」のジレンマの打開策を模索する中から立憲政体導入構想が登場してくる。この構想は、大政奉還後、「公議政体」論として政治的に具体化され、王政復古後、政体書の制定によって国制化の端緒をつかむ。さらに、廃藩置県後は、その導入への動きが、度重なる政変によって翻弄されながらも、一歩一歩、国家意思となる道を進んでいく。これが帝国憲法制定へと展開する過程を展望し、明治維新とは何かを考える。
著者
奥田 晴樹
出版者
金沢大学日本海域研究所
雑誌
日本海域研究 (ISSN:13477889)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.1-19, 2005-03-01

金沢大学人間社会研究域学校教育系
著者
奥田 晴樹
出版者
金沢大学地域連携推進センター
雑誌
金沢大学サテライトプラザミニ講演記録
巻号頁・発行日
vol.9, no.6, 2008-10-04

幕末政治が抱える「内憂外患」のジレンマの打開策を模索する中から立憲政体導入構想が登場してくる。この構想は、大政奉還後、「公議政体」論として政治的に具体化され、王政復古後、政体書の制定によって国制化の端緒をつかむ。さらに、廃藩置県後は、その導入への動きが、度重なる政変によって翻弄されながらも、一歩一歩、国家意思となる道を進んでいく。これが帝国憲法制定へと展開する過程を展望し、明治維新とは何かを考える。
著者
奥田 晴樹
出版者
歴史学研究会
雑誌
歴史学研究 (ISSN:03869237)
巻号頁・発行日
no.685, pp.61-65, 1996-06

金沢大学大学院人間社会研究域学校教育系
著者
奥田 晴樹
出版者
金沢大学地域連携推進センター
雑誌
金沢大学サテライトプラザミニ講演記録
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, 2008-02-26

幕末政治が抱え込んだ「内憂外患」のジレンマは、どのような構図だったか。その解決策を模索する幕府がたどり着いたのは,「四民共力」政策だった。しかし,今度はそれを実現する政治や社会経済の仕組みが問題となり,立憲政体導入構想が登場してくる。そして,これが幕末維新の激動の中で,どのように国家の意思となっていったかを追跡する。明治維新の基本線を「四民共力」から「四民平等」への過程として再検討してみたい。