著者
笠原 禎也
出版者
金沢大学地域連携推進センター
雑誌
金沢大学サテライトプラザミニ講演記録
巻号頁・発行日
vol.9, no.8, 2008-11-01

2007年9月,宇宙科学研究機構(JAXA)は,アポロ計画以来最大規模の月探査衛星「かぐや」を打ち上げた。本講演では,同計画に共同プロジェクト研究員として参画し,月周辺電波計測装置(WFC)の開発を担当した総合メディア基盤センター准教授・笠原が,約10年の歳月をかけた衛星・観測機器開発から月探査実現までの道のりと,「かぐや」がとらえた「月」と「宇宙」の姿を紹介する。
著者
奥田 晴樹
出版者
金沢大学地域連携推進センター
雑誌
金沢大学サテライトプラザミニ講演記録
巻号頁・発行日
vol.9, no.6, 2008-10-04

幕末政治が抱える「内憂外患」のジレンマの打開策を模索する中から立憲政体導入構想が登場してくる。この構想は、大政奉還後、「公議政体」論として政治的に具体化され、王政復古後、政体書の制定によって国制化の端緒をつかむ。さらに、廃藩置県後は、その導入への動きが、度重なる政変によって翻弄されながらも、一歩一歩、国家意思となる道を進んでいく。これが帝国憲法制定へと展開する過程を展望し、明治維新とは何かを考える。
著者
奥田 晴樹
出版者
金沢大学地域連携推進センター
雑誌
金沢大学サテライトプラザミニ講演記録
巻号頁・発行日
vol.9, no.6, 2008-10-04

幕末政治が抱える「内憂外患」のジレンマの打開策を模索する中から立憲政体導入構想が登場してくる。この構想は、大政奉還後、「公議政体」論として政治的に具体化され、王政復古後、政体書の制定によって国制化の端緒をつかむ。さらに、廃藩置県後は、その導入への動きが、度重なる政変によって翻弄されながらも、一歩一歩、国家意思となる道を進んでいく。これが帝国憲法制定へと展開する過程を展望し、明治維新とは何かを考える。
著者
平瀬 直樹
出版者
金沢大学大学教育開放センター
雑誌
金沢大学サテライトプラザミニ講演記録
巻号頁・発行日
vol.8, no.8, 2007-12-15

史跡や絵巻物の画像、復元図をもとに、中世(平安後期~戦国期)の諸国に展開した、現代人にとって異文化な場を訪ねます。正式な僧は何がゆえに権力を持っていたのでしょうか?ヒジリ(念仏聖と山伏)や陰陽師などは何をもって庶民に接していたのでしょうか?農民や商人は、何を期待して寺社に奉仕する神人になったのでしょうか?禅宗や一向一揆も同じような社会的土壌から成長するものと思われます。これら宗教者が集う聖地が、政治や流通の拠点でもあったことが見えてくるでしょう。
著者
奥田 晴樹
出版者
金沢大学地域連携推進センター
雑誌
金沢大学サテライトプラザミニ講演記録
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, 2008-02-26

幕末政治が抱え込んだ「内憂外患」のジレンマは、どのような構図だったか。その解決策を模索する幕府がたどり着いたのは,「四民共力」政策だった。しかし,今度はそれを実現する政治や社会経済の仕組みが問題となり,立憲政体導入構想が登場してくる。そして,これが幕末維新の激動の中で,どのように国家の意思となっていったかを追跡する。明治維新の基本線を「四民共力」から「四民平等」への過程として再検討してみたい。
著者
守屋 哲治
出版者
金沢大学地域連携推進センター
雑誌
金沢大学サテライトプラザミニ講演記録
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, 2008-05-17

英文法は英語を学ぶ上で弊害のように言われることがよくありますが,英文法の体系が生まれた時代背景やその変遷をたどると,そこには意外な「人間臭さ」が見えてきます。今回はこのような英文法の生い立ちをふまえた上で,英文法を通して見えてくる言葉の奥深さや,英語を学んでいくうえで英文法とどのようにつきあっていったらいいのかについてお話したいと思います。
著者
柘植 洋一
出版者
金沢大学地域連携推進センター
雑誌
金沢大学サテライトプラザミニ講演記録
巻号頁・発行日
vol.9, no.4, 2008-08-30

外国語を勉強すると日本語には無い音がでてきます。また同じ日本語でも方言によって使う音には違いがあります。この音声について,①どのようにして産み出されるのか,②どのような種類があり,どんな特徴を持っているのか,③どのように人間はそれをとらえているのか,といった内容を,「音声を目で見る」ということも含めて,お話しいたします。この講演を通じて,日頃何気なく使っているコトバの音声面への関心を深めていただければと思います。