著者
安藤 潔
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.194-197, 1992-09-05 (Released:2017-02-10)

筆者はアメリカで考案された運動量保存則検証の実験装置を学生実験として導入してきた。この実験装置は日本ではあまり知られておらず,実験実施上の問題点も多い。そこで,実施上の問題点や学生の反応について述べる。
著者
岡村 かおり 池田 鉄輔 島倉 康仁 吉場 史朗 岸 賢治 安藤 潔 堀田 知光
出版者
一般社団法人 日本血液学会
雑誌
臨床血液 (ISSN:04851439)
巻号頁・発行日
vol.46, no.7, pp.527-531, 2005 (Released:2009-07-28)
参考文献数
9

症例は34歳,女性。白血球数17,900/μl(異型リンパ球58%)を指摘され精査にてT細胞性前リンパ球性白血病と診断した。2カ月後に白血球数43,600/μlまで増加したため,2'deoxycoformycinおよびCHOP療法を施行するも寛解せず,非血縁BMTを目的に入院した。cytarabineとetoposideで腫瘍量を減少させた後にTBIとcyclophosphamideによる前処置を行い,非血縁BMTを施行した。GVHD予防にはcyclosporineとshort-term MTXを用いた。Day 13よりGrade IIの急性GVHD(皮膚と消化管)を発症したが,Day22の末梢血T細胞のshort tandem repeat (STR)解析でrecipient-typeが9.4%と腫瘍細胞の残存を認めた。免疫抑制剤の減量を開始するもGVHDの悪化はなく,recipient-typeのT細胞が消失した。移植後22カ月経過した現在も完全寛解を維持しており,T-PLLにおいてGVL効果が期待できることが示唆された。
著者
岡村 かおり 池田 鉄輔 島倉 康仁 吉場 史朗 岸 賢治 安藤 潔 堀田 知光
出版者
一般社団法人 日本血液学会
雑誌
臨床血液 = The Japanese Journal of Clinical Hematology (ISSN:04851439)
巻号頁・発行日
vol.46, no.7, pp.527-531, 2005-07-30
参考文献数
9
被引用文献数
1

症例は34歳,女性。白血球数17,900/&mu;<i>l</i>(異型リンパ球58%)を指摘され精査にてT細胞性前リンパ球性白血病と診断した。2カ月後に白血球数43,600/&mu;<i>l</i>まで増加したため,2'deoxycoformycinおよびCHOP療法を施行するも寛解せず,非血縁BMTを目的に入院した。cytarabineとetoposideで腫瘍量を減少させた後にTBIとcyclophosphamideによる前処置を行い,非血縁BMTを施行した。GVHD予防にはcyclosporineとshort-term MTXを用いた。Day 13よりGrade IIの急性GVHD(皮膚と消化管)を発症したが,Day22の末梢血T細胞のshort tandem repeat (STR)解析でrecipient-typeが9.4%と腫瘍細胞の残存を認めた。免疫抑制剤の減量を開始するもGVHDの悪化はなく,recipient-typeのT細胞が消失した。移植後22カ月経過した現在も完全寛解を維持しており,T-PLLにおいてGVL効果が期待できることが示唆された。
著者
安藤 潔
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.45, no.4, pp.209-212, 1997-08-25 (Released:2017-02-10)
参考文献数
6

U字管内の液体の減衰する自由振動の周期の実験値は従来知られている理論値とは一致しない。そこで,流れを層流にするため液柱の長さを大きくして実験するとともに,理論に補正を加えた結果,実験値と理論値はよく一致した。実験結果を示すとともに,補正方法および実験に最適な管径や長さについて述べた。また,実験装置は安価であり,実験は短時間に容易にできるので,流体力学や振動現象の講義の際の演示実験として活用できることを述べた。