著者
鎌内 宏光 小川 安紀子
出版者
一般社団法人 日本生態学会
雑誌
日本生態学会誌 (ISSN:00215007)
巻号頁・発行日
vol.58, no.2, pp.131-136, 2008
被引用文献数
2

2007年12月20〜21日に総合地球環境学研究所(以下、地球研)にてワークショップ「生態学関連データベースにおける最近の動向と今後の展望」を関催した。このワークショップでは近年生態学分野においても普及してきたデータベースを更に活用する方策として、データベースを自動的に連結して利用することを可能にするための技術的な可能性と課題を話しあうことを目的とした。本稿ではこのワークショップの模様を報告するとともに、今後の展望について論じたい。
著者
小川 安紀子 藤原 章雄
出版者
日本森林学会
雑誌
日本森林学会誌 (ISSN:13498509)
巻号頁・発行日
vol.89, no.5, pp.360-364, 2007 (Released:2008-08-19)
参考文献数
16
被引用文献数
1 2

アメリカ合衆国のLTERネットワーク(USLTER)では,設立以来,データ共有を基本方針の一つとして,情報マネジメントに力を入れてきた。近年では,これまで蓄積されてきたデータを統合・比較研究などに二次利用するため,メタデータを中心とするエコロジカル・インフォマティクスの最新技術の開発と情報インフラの整備に積極的に取り組んでいる。これらの技術の最近の動向を紹介する。