著者
近藤 悟 小川 猛志
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.458, pp.493-498, 2009-02-24

近年、広帯域NWの普及に伴い、動画共有サイトを始めとするメディア系Webサービスの利用が拡大しており、ライフログやコンテクストアウェアサービスの分野においても映像、音声を用いたツールの研究が盛んに行われている。映像や音声などのメディアデータは非常に情報量の多いデータであるが、そのままでは単なる信号情報であるため、これまでに様々な意味情報を抽出する認識手法が提案されてきていた。しかし、これらの手法では教師付き学習が一般的に用いられており、そのための膨大な訓練データを人手で作成しなければならないことが問題であった。本稿では、上記の動画共有サイト上のメディアコンテンツとコメントを用いてメディアデータの特徴量を分類し、その分類毎にコメントの中に含まれる語との対応を取ることで、任意のメディアデータから適切にメタデータを抽出可能とする手法について提案する。
著者
小川 猛志
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
2007-02

制度:新 ; 文部省報告番号:甲2365号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2007/3/15 ; 早大学位記番号:新4440
著者
小川 泰文 小川 猛志
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.577, pp.71-74, 2007-03-01

ユビキタスNW環境では,ユーザーは様々な手段でコミュニケーションを行うことになる.しかし例えば着信音が迷惑なシチュエーションがあるように,状況によって適切でない通信手段があり,状況の取得を可能とするプレゼンスサービスが重要となる.翻って,従来のプレゼンス情報は主にユーザーの自己申告によるものであることから,信頼性やリアルタイム性に欠け,通信手段を適切に選択するための判断根拠としての有効性は高くない.本研究では,NWを介してユーザーからのセンシング情報を収集し,センシング情報を基づき動的にプレゼンス情報を生成するためのシステムを提案し,これにより通信手段を適切に選択するためのプレゼンスサービス実現手段に関して考察を行う.