- 著者
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水野 佑基
金子 伸幸
中元 秀明
小川 義明
山本 晋一郎
阿草 清滋
- 雑誌
- 情報処理学会研究報告ソフトウェア工学(SE)
- 巻号頁・発行日
- vol.2006, no.35(2006-SE-151), pp.121-128, 2006-03-24
本稿では,GUI抽象化規則を用いて実装言語とGUIツールキットに対して柔軟に抽象GUI記述を生成するする手法を提案する.ウィジットと直接操作を表現するGUIプログラミングモデルと,共通GUIツールキットを定義する.抽象GUI記述はGUIプログラミングモデルに従い,共通GUIツールキットを用いて記述される.実装言語やGUIツールキットごとに異なるGUIコードと抽象GUI記述の対応付けをGUI 抽象化規則として定義する.GUI抽象化規則に基づきGUIコードから抽象GUI記述を生成するシステムを提案し,異なる実装言語とGUIツールキットで実装された同一のGUIアプリケーションを同じ抽象GUI記述へと変換できることを確認した.