- 著者
 
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             藤原 賢哉
             
             善如 悠介
             
             西尾 圭一郎
             
             小早川 周司
             
             若森 直樹
             
             地主 敏樹
             
          
 
          
          
          - 出版者
 
          - 神戸大学
 
          
          
          - 雑誌
 
          - 基盤研究(B)
 
          
          
          - 巻号頁・発行日
 
          - 2019-04-01 
 
          
          
          
        
        
        
        近年、政府は、「キャッシュレス決済比率」の引き上げを政策目標として掲げている。しかし、上記の指標は、銀行の口座間送金が考慮されていないほか、最近、普及しつつあるモバイル決済等については十分カバーしていないという問題がある。「キャッシュレス決済比率」は、一つのマクロ指標ではあるが、消費者のライフスタイルや社会構造の変革(デジタル化)に対応したものになっていない。本研究では、消費者の決済手段の選択、利便性や生産性への影響、金融・決済業の産業組織や規制監督のあり方(消費者保護、金融政策含む)について、1)統計整備(普及調査、新たな指標作成)と、2)経済的影響について分析(理論・実証)を行う。