著者
中村 有光 池田 弘明 小林 信三 忍足 博
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.86-91, 1964-02-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
8

各種の超小形回路が開発されてきたが, これを使用すれば機器の信頼度を向上し, 機能ブロック化, 超小形化ができる.ここでは, 薄膜回路方式および固体回路方式によるモレクトロンを用いて映像機器のパルス回路の一例として, 同期信号分配器および同期信号発生器用計数回路を試作実験した.この結果, 特性, 構造, 電力消費の点から従来のプリント基板式トランジスタパルス回路より上まわることを確かめた.
著者
小林 信三
出版者
日本経営診断学会
雑誌
日本経営診断学会年報 (ISSN:21851883)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.134-139, 1995-12-10 (Released:2010-06-15)
参考文献数
3
著者
堀 真寿美 小野 成志 喜多 敏博 宮下 健輔 宮原 大樹 小林 信三
出版者
特定非営利活動法人サイバー・キャンパス・コンソーシアムTIES(附置研究所)
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2017-04-01

発展途上国では,ITインフラの状況も知的財産権等の整備状況も多様であり,そうした状況が障壁となって,オンライン教育の技術移転を難しくしている場合がある.本研究の第一の目的は,ブロックチェーン技術を導入した学習支援システムを構築し,発展途上国の多様な事情に対して適切に対応できる可用性,プライバシー保護,セキュリティ確保に優れた学習支援システムを構築することである.具体的には,ブロックチェーン技術を応用し(1)ラーニングコイン,(2)コンテンツ流通,(3)コース開講,(4)eポートフォリオから構成される学習支援システムを開発し,発展途上国において実証実験を行う.また,この開発から検証までの過程を通じて, ブロックチェーン技術の課題を明らかにするとともに,オンライン教育における応用範囲と活用方法,そして新たなオンライン教育の手法とサービスを検討する.平成29年度は研究計画に基づき,コンソーシアム型ブロックチェーンであるHyperledger Fabricを利用して,SNSをユーザーインターフェースとする学習支援システムを開発した.開発システムでは,教師や学習者同士のSNSを利用した学習活動を学習成果としてブロックチェーンに記録する機能,記録された学習成果をまとめて電子書籍を制作する機能,そして制作された電子書籍をラーニングコインで購入する機能を実装した.本システムは,次年度より研究分担者所属機関において,実証実験を行う予定である.