著者
小谷 卓也 竹歳 賢一 長瀬 美子
出版者
大阪大谷大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

本研究の成果の概要は、以下の通りである。[1]幼小一体型数理教育カリキュラムとして、「乳幼児期のかがく」のモデル保育を計15個、「低学年児童期のかがく」の生活科モデル授業を計16個開発することができた。[2]時系列エピソード記録の事例分析法による分析から、「数」と「自然の事物・現象」に対する認知発達の度合いを示す評価指標の開発の基本データとなる探索行動の特性として、(1)探索行動には3つの段階が存在すること、(2)「1回試行」で探索を終えずに同じ試行を何度も繰り返す傾向があること、(3)探索行動中のコミュニケーションには3つのパターンが存在するという仮説が導かれた。
著者
鈴木 薫 小谷 卓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.921, pp.162-169, 2006-03-13

日立製作所は,2006年春に業界に先駆けて電子ペーパーを利用した汎用ディスプレイを発売する。2005年12月にはJR東京駅でこのディスプレイを利用した実証実験を実施し,話題を呼んだ。同社の電子ペーパー市場への取り組みを,実証実験の調査結果などを交えて議論する。
著者
小谷卓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1035, pp.47-54, 2010-07-26
被引用文献数
1

「米Apple Inc.の歴史の中で最も成功した製品」。同社 CEOのSteve Jobs氏がこう位置付けるのは,2010年6月24日に発売された「iPhone 4」である。発売開始から3日間で,世界で170万台を販売した。iPhone 4は,新型OS「iOS 4」の採用でマルチタスクに対応したほか,電子書籍用アプリケーション「iBooks」やビデオ通話機能の搭載など,従来機種よりも使い勝手を高めた。
著者
長瀬 美子 小谷 卓也 田中 伸
出版者
大阪大谷大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

「心情」「意欲」「態度」にかかわるわが国の幼稚園教育の目標は、その総合性のため、明確な到達目標が描きにくく、幼児教育・保育に携わる者の共通認識になりにくいという課題がある。本研究では、乳幼児期に、あそびを通して形成した力を、小学校以降の学校教育での科学教育につなぐためには、形成すべき力を明確にし、それを体系化することが必要であると考え、現在の幼児教育の基本である5領域について、「観察」「コミュニケーション」能力が年齢にそってどのように発達するかを体系化した。このことで、発達の筋道が明確になり、保幼小連携型カリキュラムを作成するためのモデルが提供できた。