著者
小野 真理子
出版者
関西大学史学・地理学会
雑誌
史泉 (ISSN:03869407)
巻号頁・発行日
vol.99, pp.A20-A41, 2004-01-31
著者
小野 真理子 赤池 勝美 伊藤 寿満子
出版者
信州大学医学部附属病院看護部
雑誌
信州大学医学部附属病院看護研究集録 (ISSN:13433059)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.69-74, 2003-03

16時間夜勤の仮眠時にアロマセラピーを導入し,ラベンダーの鎮静作用による睡眠の深さへの効果とローズマリーの頭脳明晰化作用による睡眠覚醒の効果が,脳波測定の結果とともに実験に参加した人達の体験報告からも示唆され,仮眠の質の向上が得られた。
著者
小野 真理 中川 幹子 大家 辰彦 一瀬 正志 米持 英俊 犀川 哲典
出版者
一般社団法人 日本不整脈心電学会
雑誌
心電図 = Electrocardiology (ISSN:02851660)
巻号頁・発行日
vol.24, no.3, pp.143-148, 2004-05-25
参考文献数
14
被引用文献数
1

先天性QT延長症候群のLQT2患者では夜間睡眠中に目覚まし時計で覚醒した際に心事故が頻発する, 我々は健常者を対象とし, 目覚まし時計覚醒時に起こる循環動態の経時的変化, 特に心室再分極過程の変化を検討した.対象は健常成人16名 (平均年齢22.6歳) である.ベッド上安静臥床し仮眠をとらせ, 約30分後に目覚まし時計を鳴らし, その後安静を維持した.安静睡眠中, 覚醒直後, 10秒, 20秒, 30秒, 1分, 2分後の各時間における血圧, 心拍数, QT (QTc) 時間, T波およびU波高を測定した.収縮期・拡張期血圧, 心拍数とも目覚まし刺激直後に有意に上昇した.QTc時間は刺激直後より有意に延長し, 直後~10秒後にピークを呈した, T波高は有意に減少し, U波高は有意に増大した.症例によっては, QT延長症候群患者の心電図に類似した複雑なT-U complexを形成する例もあった.いずれの指標も1分後には前値に復した.健常人において, 目覚まし時計による覚醒時に交感神経活性が急激に短時間亢進し, 心室再分極過程の異常を呈した.