著者
清水 真弓 岡村 和俊 吉浦 一紀 神田 重信
出版者
特定非営利活動法人 日本歯科放射線学会
雑誌
歯科放射線 (ISSN:03899705)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.49-52, 2004-03-30 (Released:2011-09-05)
参考文献数
19

シェーグレン症候群の超音波像では「内部エコーの不均一化」が重要である。そのうち, 「multiple hypoechoic areas」ならびに「hyperechoic lines or spots」を診断基準に採用すると高い正診率が得られ, さらに, 耳下腺に顎下腺の所見を加えると感度ならびに正診率の向上が認められた。これらの結果をふまえ, より広く受け入れられる診断基準の確立がのぞまれる。
著者
吉浦 一紀 筑井 徹 徳森 謙二 清水 真弓 後藤 多津子 河津 俊幸 岡村 和俊
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

良悪性の鑑別にMRIの造影パターンを判断材料にする事が多いが、信号強度自体は撮像法により異なり、各施設で共通した指標とはなりにくい。そのため信号強度自体を解析するのではなく、信号強度から造影剤濃度を算出し、薬物動態解析(コンパートモデル解析の一種であるTofts-Kermode model (TK model)を適応)することによって、組織固有のパラメーターを算出を試みた。その為には、造影剤投与後の造影剤濃度の把握が必要であり、算出方法の確立を行った。