著者
伊藤 忠 鈴木 光久 川口 大輔 冨田 秀仁 則竹 耕治 杉浦 英志 佐野 明人
出版者
保健医療学学会
雑誌
保健医療学雑誌 (ISSN:21850399)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.136-144, 2020-10-01 (Released:2020-10-01)
参考文献数
26

無動力歩行支援機ACSIVE を活用した歩行練習が,脳性麻痺児の歩行機能に与える効果について検討することを目的とした.粗大運動能力分類システムのGMFCS レベルⅡの16 歳男児1 名を対象とした.ACSIVE を活用した歩行練習を,週5 日,1 日60 分,6 ヶ月間実施した.歩行計測には三次元動作解析装置を用いた.身体機能は,5-chair stand テスト(5CS),Timed Up & Go テスト(TUG),2 分間歩行テストを計測した.歩行練習の前後で歩幅と歩 行速度の増加が認められた.加えて,立脚期における股関節の最大伸展角度と,前遊脚期の股関節屈曲と足関節の底屈モーメント,足関節の産生パワーが増加 した.身体機能については,5CS,TUG,2 分間歩行距離が向上した.6 ヶ月間のACSIVE による歩行練習は,脳性麻痺児の歩行機能と身体機能の改善に有効であることが示唆された.
著者
川口 大輔
出版者
海人社
雑誌
世界の艦船
巻号頁・発行日
no.800, pp.123-131, 2014-07
著者
平田 勝哉 清水 康介 福原 憲典 山内 一樹 川口 大輔 舟木 治郎
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学會論文集. B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.75, no.749, pp.28-39, 2009-01-25

In this study, we deal with the tumbling, which is rotating motion with the axis perpendicular to the falling direction. Our purpose is to reveal the fundamental aerodynamic characteristics of the tumbling, experimentally. Regarding a test plate, we consider a prism with a rectangular cross section with a depth-to-width ratio λ of 0.3. The results are as follows. The reduced terminal rotating rate Ω^*, the lift coefficient C_L, the drag coefficient C_D and the lift-to-drag ratio C_L/C_D are independent of the aspect ratio AR, when AR is greater than 10. As the inertia momen ratio I^* increases from zero to 50, Ω^*, C_L and C_D increase. However, Ω^*, C_L and C_D become almost constant, at I^* greater than 50. We propose the empirical formulae to predict them. At low I^*, the tumbling shows a dominant periodicity of 360deg.
著者
鈴木 健男 川口 大輔 田村 武志 岸本 頼紀
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.507, pp.43-48, 2007-01-19

現在のWBT(Web Based Training)は講師と学習者間,あるいは学習者同士のコミュニケーションが極めて少ない.WBTは,コンテンツが講師(サーバ)側から学習者(クライアント)側へ一方通行的に配信されている.これは,現在のWBTがサーバ・クライアント型であることが原因の一つである.これを解決するために,我々は,誰でもコンテンツの発信者となることができるP2P型のe-Learningを開発した.本論文では,最初に,今までのWBTの問題点を述べ,次に実際に開発したP2Pによるコミュニティベースのe-Learningソフトウエアの設計と実装について述べる.