著者
細野 信幸 川口 雅司
出版者
鈴鹿工業高等専門学校
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

剣道競技における試合結果の分析および指導法の改善を目指し、次の項目についての成果を顕わした。「取得部位と勝率の相関関係解析」においては、校剣道部学生の試合データに基づき勝率に及ぼす取得部位のバラツキの効果を明らかにした。「打突時動作の画像収集および抽出」においては週末を中心に行っている練習試合、年間にわたり参加している高専大会を始め高校および地域の大会における打突時のデータを収集し画像を分析した。「打突時動作の分析および評価」においてはデータ収集、評価を続けながら取得部位のポイントにおける観点から指導法の改善を目指した。「日常の稽古指導の見直し」においては打突時の動作解析をもとに日常の稽古指導の見直しおよび指導法の改善を検討した。さらに「高専間交流を通したクラブ活動-全国高等専門学校剣道錬成大会を通したクラブ活動-」のタイトルで高専教育論文集に他高専の指導教員と共同で成果を発表した。本校だけでなく他高専のデータも取り入れながら研究成果の総括を実施した。
著者
鈴木 昭二 足達 義則 青木 孝志 川口 雅司
出版者
International Society of Life Information Science
雑誌
国際生命情報科学会誌 (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.163-170, 2010-03-01 (Released:2018-12-18)
参考文献数
4

本論文では、負性インピーダンス変換器(NIC)を用いた等価回路決定法における測定回路の改良を提案している。この方法では、一箇所の測定が数分でできる利点がある。測定原理は、OPアンプの仮想接地の概念を利用し、非接地キャパシタンスCだけの回路にしておき、それを外部に付けたコイルと共振させて、その共振周波数からCの値を測定している。改良された測定回路では測定精度も改良されている。
著者
花井 孝明 桑原 裕史 近藤 邦和 箕浦 弘人 伊藤 明 近藤 一之 江崎 尚和 川口 雅司 井上 哲雄 Michael E. Lawson
出版者
公益社団法人 日本工学教育協会
雑誌
工学教育 (ISSN:13412167)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.3_68-3_73, 2008 (Released:2008-06-14)
参考文献数
3
被引用文献数
1 1

One of the educational goals of the Advanced Engineering Faculty of Suzuka National College of Technology is to instill in graduates the ability required to become an internationally engaged engineers. To help realize this goal a project oriented toward the development of an international internship or an international cooperative education (Co-op) system was planned and implemented for the past three years. In this paper the results of investigations concerning the present state of Co-op in the United States and Canada, a tentative international internship at a factory in the United States, and an educational program developed in cooperation with Georgian College in Canada are described. In cooperation with the Ohio State University, a newly developed distance interactive-learning system that enables us to simulate international internships is also proposed.