著者
平井 大介 山本 雅洋 木村 剛
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成27年度大会(大阪)学術講演論文集 第3巻 空調システム 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.429-432, 2015 (Released:2017-11-15)

軽装化等により、室温を28℃に設定するクールビズ空調が推奨されてきた。 しかし、従来の空調システムは、除湿量は室内温度制御に伴う成行となっていた。そのため、設定温度を高いクールビズ空調は除湿量が減り、温熱環境を損なっていた。 そこで過冷却による除湿を利用した潜熱顕熱分離空調を開発した。これは室内温度28℃でも相対湿度45%以下の温熱環境を可能とする快適なクールビズ空調システムを実現した。この空調システムと運用実績の紹介を行う。