著者
青島 周一 桑原 秀徳 山本 雅洋
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.52, no.10, pp.948-950, 2016 (Released:2016-10-01)
参考文献数
5

前景疑問に対する問題解決に、Evidence-based Medicine(EBM)の実践は必要不可欠である。しかしながら我が国では、EBMに対する薬剤師の認知度は高いとは言えない。「薬剤師のジャーナルクラブ」は論文抄読会をインターネット上で開催することで、EBM学習の場を提供する取り組みである。取り組み当初より、視聴者数は徐々に増え、現在ではコメント投稿機能を用いた活発な議論が展開されている。論文から深い考察や新鮮な驚きを得たことを示唆するコメントも多く、当取り組みは、EBM学習の場を提供するという点において、一定の役割を果たせるものと思われる。
著者
平井 大介 山本 雅洋 木村 剛
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成27年度大会(大阪)学術講演論文集 第3巻 空調システム 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.429-432, 2015 (Released:2017-11-15)

軽装化等により、室温を28℃に設定するクールビズ空調が推奨されてきた。 しかし、従来の空調システムは、除湿量は室内温度制御に伴う成行となっていた。そのため、設定温度を高いクールビズ空調は除湿量が減り、温熱環境を損なっていた。 そこで過冷却による除湿を利用した潜熱顕熱分離空調を開発した。これは室内温度28℃でも相対湿度45%以下の温熱環境を可能とする快適なクールビズ空調システムを実現した。この空調システムと運用実績の紹介を行う。