著者
平勢 隆郎
出版者
東京大学東洋文化研究所
雑誌
東洋文化研究所紀要 (ISSN:05638089)
巻号頁・発行日
vol.123, 1994-02

筆者從前談到過再排列戰國紀年的問題,研討古本《竹書紀年》與《六國年表》之間的矛盾,渉及惹起該矛盾的原因,就是戰國中期生起從立年稱元到踰年稱元的轉換。本文作其續稿,略述在前稿不能談到的問題,提示《戰國各國紀年一覧》及其補表《『史記』戰國年代檢索表》,一部分修改前稿《君主立卒年一覧》的内容。衆所周知散在《史記》的同一内容事件之中,有些在用《六國年表》得知的年代互相不吻合。然而利用本文提示的新年表,該事件列在同一年代了。當然的是從前用《六國年表》列在同一年代的事件之中,却發生了在新年表上互相年代不吻合的情況。該事件是從《秦紀》、《趙紀》等具體内容豐富的紀年記載用《六國年表》轉寫到其他國家紀年的,所以説明該轉寫的具體過程就行。這些説明寫在《『史記』戰國年代檢索表》。管見《戰國各國紀年一覧》,就知道有關秦,楚兩國的事件有時候其年次比其他國家的差一年。筆者認為那是為秦顓頊曆、楚建亥曆年頭與夏正等曆有差別的情況所引起的。
著者
平勢 隆郎
出版者
東京大学東洋文化研究所
雑誌
東洋文化研究所紀要 (ISSN:05638089)
巻号頁・発行日
no.123, pp.p1-84, 1994-02

筆者從前談到過再排列戰國紀年的問題,研討古本《竹書紀年》與《六國年表》之間的矛盾,渉及惹起該矛盾的原因,就是戰國中期生起從立年稱元到踰年稱元的轉換。本文作其續稿,略述在前稿不能談到的問題,提示《戰國各國紀年一覧》及其補表《『史記』戰國年代檢索表》,一部分修改前稿《君主立卒年一覧》的内容。衆所周知散在《史記》的同一内容事件之中,有些在用《六國年表》得知的年代互相不吻合。然而利用本文提示的新年表,該事件列在同一年代了。當然的是從前用《六國年表》列在同一年代的事件之中,却發生了在新年表上互相年代不吻合的情況。該事件是從《秦紀》、《趙紀》等具體内容豐富的紀年記載用《六國年表》轉寫到其他國家紀年的,所以説明該轉寫的具體過程就行。這些説明寫在《『史記』戰國年代檢索表》。管見《戰國各國紀年一覧》,就知道有關秦,楚兩國的事件有時候其年次比其他國家的差一年。筆者認為那是為秦顓頊曆、楚建亥曆年頭與夏正等曆有差別的情況所引起的。
著者
平勢 隆郎
出版者
公益財団法人史学会
雑誌
史学雑誌 (ISSN:00182478)
巻号頁・発行日
vol.115, no.3, pp.319-321, 2006-03
著者
平勢 隆郎 武田 時昌 岩井 茂樹 宇佐見 文理 高見澤 磨 大木 康 橋本 秀美
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2001

本学東洋文化研究所(上記の他橋本秀美・金児茂・山本和也)・同総合研究博物館(上記の他鵜坂智則)と京都大学人文科学研究所(上記の他守岡知彦)・同大学院文学研究科の教官が、複数の作業領域を作り、継続して検討を進めてきた。すでに二種のサーバーを作り上げた。いずれもトロン超漢字とリナックスを組み合わせたもので、一方は室内ランを構成し他方は所内ランを構成する。立ち上げたホームページなどを活用しつつ、今後も研究を発展させたい。東アジアの日本・朝鮮・中国は、それぞれ江戸時代・李朝・清朝の強い影響をうけている。その影響を歴史的にどのように把握し、効果的に発信するかをわれわれは検討した。そのためシンポジウム等を開催し、討論を進め、論文を発表した。主題は「江戸・明・古代を考える」である。「江戸」は江戸時代・李朝・清朝の時代を代表させ、かつ我が国を主軸に検討することを示す。「明」は、江戸時代・李朝・清朝に大きな影響を与えた時代であり、これなくしては、よきもあしきも議論することがかなわない。これで東アジア全体を視野にいれることを示す。「古代」は、東アジアにおいて共通して理想化された時代を考える。その理想と究明される実相とのへだたりが検討の要になった。研究の成果は雑誌『東洋文化』85号(特集「江戸・明・古代を考える」)および冊子『山中人饒舌注・上巻』などとして刊行。ホームページは、江戸時代の『左伝』・『史記』研究を紹介するページ、18紀前半に隆盛した明律研究と幕末の『海国図志』による西洋理解を紹介するページ、『警世通言』などの小説を読解するための基礎的工具書としての『三才図会』を紹介するページ、科学思想として『五行大義』『医心方』等の引用書データベースを公開するページなど。