著者
矢島 仁 佐々木 麻衣子 高橋 圭子 平岡 一幸 大嶋 正人 山田 勝実
出版者
社団法人 日本写真学会
雑誌
日本写真学会誌 (ISSN:03695662)
巻号頁・発行日
vol.81, no.1, pp.65-69, 2018 (Released:2019-03-01)
参考文献数
10

山形産ベニ餅から,伝統的な手法によりベニバナ色素を抽出した.黒色基盤に塗布されたベニバナ色素膜は,金属光沢を有した緑色を呈していた.ベニバナ色素膜は白色光入射に対して,波長550 nm付近に全反射による極大を有するスペクトルを示した.この反射極大波長には角度依存性は現れなかった.また,この金属光沢を有する反射光は,主に膜の入射側の界面で生じていることが明らかとなった.この反射光には,直線偏光成分が少ないことも明らかとなった.これらの結果は,ベニバナ色素膜の緑色光沢が,金属の反射とよく似ていることを示唆している.
著者
平岡 一幸
雑誌
東京工芸大学工学部紀要 = The Academic Reports, the Faculty of Engineering, Tokyo Polytechnic University (ISSN:03876055)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.1-8, 2018-06-30

この小文は本学における初等数学の教育の素材提供の試みとして、音楽の「音」 の規則である「音律」に焦点を当てます。 近代・現代の音楽は平均律が主流ですが、純正律の方がハーモニーが美しいと言われます。 その美しさにアプロ ー チするため、 純正律と平均律を数理科学的に解析し、 両者を比較・整理するの がこの小文の目的の一つです。更に、純正律で奏でられる機会が多い「合唱音楽」を取り上げ、 具体的な演奏について考察します。